博多と三島由紀夫

出張中の電車の中。

三島由紀夫の「命を売ります」読んでました。

命売ります (ちくま文庫)

命売ります (ちくま文庫)


三島由紀夫って言うと潮騒とか読んだことあるんですけど、
あんまおもんなかったというか、暗いし、何かえろいし。

まあ純文学って難しいから。。。

今迄は三島由紀夫って文豪として認めるけどー…って感じでしたけど、この本は面白かった。まあ当然えろあるけど。

三文ライターが急に人生に嫌気がさして命を売るけど、買い手とうだうだしてたらだんだん死にたくなくなって、命からがらー…って話。



ぶ、ぶざま…
主人公無様…


学生のモラトリアム期に死にたくなって
「死にたい!」って何回も言ったら急に「死にたい」気持ちが陳腐化する瞬間を小説にした感じ。

何だかんだこれって風刺入ってると思ったよ。

口だけの若者(30歳手前迄)に対する風刺。
結局最期までやらねーんだろ?
お前が思ってるほど社会甘くねーぞ。


心が痛い。笑


NHKにようこそ」と「命を売ります」読めば健全な大学生生活おくれるんじゃないでしょうか(妙案)


はぶあぐっどどりーむ

明日はSHIMAのライブなので書きますね。スカジャンすら書いてないけど。