博多と三島由紀夫
出張中の電車の中。
三島由紀夫の「命を売ります」読んでました。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/02
- メディア: 文庫
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三島由紀夫って言うと潮騒とか読んだことあるんですけど、
あんまおもんなかったというか、暗いし、何かえろいし。
まあ純文学って難しいから。。。
今迄は三島由紀夫って文豪として認めるけどー…って感じでしたけど、この本は面白かった。まあ当然えろあるけど。
三文ライターが急に人生に嫌気がさして命を売るけど、買い手とうだうだしてたらだんだん死にたくなくなって、命からがらー…って話。
ぶ、ぶざま…
主人公無様…
学生のモラトリアム期に死にたくなって
「死にたい!」って何回も言ったら急に「死にたい」気持ちが陳腐化する瞬間を小説にした感じ。
何だかんだこれって風刺入ってると思ったよ。
口だけの若者(30歳手前迄)に対する風刺。
結局最期までやらねーんだろ?
お前が思ってるほど社会甘くねーぞ。
心が痛い。笑
「NHKにようこそ」と「命を売ります」読めば健全な大学生生活おくれるんじゃないでしょうか(妙案)
はぶあぐっどどりーむ
明日はSHIMAのライブなので書きますね。スカジャンすら書いてないけど。